経済数学において、経済原論を離れ、実証的な検証を行おうとすると
(計量経済学など)最初につきあたるのが、最小2乗法である。もっとも、経済数学
などを知らなくともインプットとアウトプットがどの変数の実測値になるのかをよく確認して、
統計アプリケーションを動作させれば、結果は容易にわかるので
(Rなどのフリーソフトもあるし、簡単な最小2乗法:回帰分析ならばエクセルでも可能)
それ以上に、さわらないという手もある。しかし、マーケティング・リサーチなど、実際のデータに
基づく場合は多く、内容を理解しておく方が安全である。
しかしながら、大学院に行こうとかシンクタンクやリサーチ機関に就職しようと考えるのであれば
経済数学として、最小2乗法の原理をつかんでおくことが必須である。
誤差の2乗を式であらわし、それを最小化するポイントを見つける為に微分をして、変化率を求め
それが0になるという条件の下、方程式を解くわけである。経済数学に強ければ
あるいは、数学的センスがあれば、2乗すると下に凸だから、この方法で、最大値ではなく
最小値のポイントになるなということがすぐにわかる。
また、上記のように、計量経済学やマーケティング・リサーチなどで用いる数学は、
ほとんどが、「統計学」といっても過言ではない。すなわちこれらの分野においては、
経済数学=「統計数学」となる。ミクロ・マクロを知らずとも、
マーケティング・リサーチ機関で分析をする際には、統計の知識は必須である。
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